大学生を支援する中で見つけた
キャリアの在るべき形を全ての20代へ
私は自身のルーツである在日朝鮮人が集まる学生団体の運営に学生時代から携わり、これまで1000人を超える大学生と関わってきました。大学生と関わる中で、就職活動を行う学生たちの姿から就職活動のメリット・課題を感じることが多くありました。企業主導で大量の学生をさばくが故に没個性的になっていく就職活動、大学生のキャリア教育の場の不足、大学の就職予備校化などキリがありません。また同時に私たちのような外国ルーツの若者や言語能力などに特化した人材を扱う企業が少ないとも感じました。
アルムではキャリアを「その人がその人らしく生きながら(自身の多様な属性・個性・特性などを尊重し、周りからも尊重され)、仕事・事業を行うための活動、またそれに伴う技術一般とその概念」と定義しています。
未来や可能性そのものであるはずの大学生や20代の労働者が、自分の未来や可能性を制限しないような社会や就職システムを作ることが私の役割で、アルムの使命だと考えています。
代表取締役兪 在 浩